今回はロシア・ウラジオストクがどれぐらい将来性があるのかをGDPから見てみようと思います。

ウラジオストク周辺の一人当たりGDP(2015)

ウラジオストクとしては沿海地方を見てください。沿海地方の一人当たりGDPはロシア全体以下であり、韓国や日本とは大きな差があります。中国は全体としては既に日本を追い越して世界第2位の経済大国ですが、人口規模が多いために、一人当たりでみると低い水準なのが現状です。ウラジオストク近辺でいうと黒竜江省や吉林省がありますが、両省とも沿海地方以下となっています。一応北朝鮮も掲載しましたがこれも、低さの程度でいえば大きく差があります。

グラフからは沿海地方はまだまだこれからだということがわかります。もちろん差が必ず埋まるというわけではなく、ロシア政府の旅行な経済政策が上昇に拍車をかけると考えます。実際、昨年ではウラジオストクの賃金上昇率はモスクワやサンクトペテルブルクを大きく上回っています。これからも上昇の流れは当分止まらないと思います。

賃金上昇と観光についても単純で明確な関係性があります。周辺国からの観光客が最も近いウラジオストクへ向かえば、そこにお金を落としていくことになります。そこがウラジオストクのレストランなのか、ホテルなのか、それともショッピングなのかはわかりません。ですがそのお金は店舗や企業の売上につながり、ロシア人の所得に上向きの影響を与えます。また、売上が増えていくらかが投資に回されると現地にはもっと魅力的な施設が建設されるでしょう。その施設が観光に対するものなら、なお一層沿海地方に旅行者をまねくことになり、好循環が生まれるはずです。

今後も同じようなグラフを掲載していきたいと思います。そして、みなさんも循環の一役を担ってウラジオストクの西洋建築を眺めながら食事をしてみるのはいかがでしょうか。

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