北朝鮮「万景峰号」がロシアに!ウラジオストクと羅先(ラソン)間で中国人が乗船!

2017年10月14日

以前、ウラジオストクへ旅行されたお客様の感想をご紹介しました。
→韓国バスと北朝鮮万景峰号とニブンイレブン!お客様の感想(ウラジオストク)

 

お客様から北朝鮮の「万景峰号」についてお聞きしました。この万景峰号について、少し書きたいと思います。

北朝鮮の工作船がウラジオストクに!

万景峰号はポーランド製で、1971年に就航を開始します。「対日工作船」としても名前が上がります。(工作船とは海上に浮上させたまま、修理等できるように工作機械を備えている船のことを言います→コトバンク

そんな万景峰号が今年2017年5月からロシアのウラジオストクへ寄港しました。というのも、北朝鮮の羅先(ラソン)市の羅津港との週1便の定期航路で使用するためだそうです。

羅先(ラソン)といえば、北朝鮮、中国、ロシアの三国の国境が接する町です。北朝鮮の経済特区にも指定されています。そして初回の乗客は作業員の北朝鮮人を除けば、中国の旅行会社関係者数名だったようです。

ウラジオストク-羅先(ラソン)の定期航路は経済的理由からスタート?

もうお気づきかもしれませんが、この定期航路は経済的理由から始まったのです。北朝鮮人はウラジオストクの建設現場でよく見かけますが(町中も普通に歩いています)、同じように羅先(ラソン)とウラジオストク間での乗客と貨物の輸送で稼ごうということなのです。

雑誌SAPIO7月号によると定員193人、料金は8人部屋で片道5000ルーブルのようです(日本円で約1万円)。中国人旅行関係者はツアーを企画するために乗客していたようです。

日本人の利用は出来なさそうですが、もしできるなら、国境都市の羅先(ラソン)はぜひ見てみたいところです。同様にロシア側の国境都市のハサンも気になります。

核問題など、政治的には北朝鮮は問題が多く、日本人にとっては「近くて遠い」国ですが、ロシアのウラジオストクから見れば本当に近い国に変わりつつあるようです。

今後が気になる「万景峰号」情報でした。