皆さんは「ロシアンブルー」をご存知ですか?猫愛好家の方だとよくご存知のことと思います。そうです、猫です。ちなみにロシアではペットを飼っている人のうち、猫の飼育率が57%で世界1位です(GfK ジャパン 2016年5月24日の調査参考)。ウラジオストクのスーパーに寄った時にも、猫のペットフードが大量に陳列されていました。そんな猫愛好家の多いロシアに基づいて今回はロシアンブルーについて調べてみました。なぜロシアンブルーなのでしょうか。

 

ロシアンブルーとは

ロシアンブルーとは、猫の品種のひとつです。被毛は、分厚い毛皮に覆われておりとてもなめらかです。目は、美しいエメラルドグリーンです。しかし、生まれた直後からではなくしばらく経過してからエメラルドグリーンになります。すらりとした細身の優美なロシアンブルーは、日本でもとても人気があります。別名「ボイスレスキャット」とも称されるほど大人しくマンションなどの集合住宅でも飼いやすいようです。飼い主に従順な性格ですが、警戒心が強く臆病だったり、人見知りが激しく知らない人には慣れるまでに一苦労かかります。被毛色は銀色(グレー)の光沢で、目の色はグリーンが、ロシアンブルーの認定基準です。

ロシアンブルーの名前の由来

ロシアンブルーの気になる名前の由来ですが、ロシアンブルーと称されるようになるまでは、アルハンジェルキャット、フォーリンブルー、スパニッシュキャット、マルティーズキャットなど、さまざまな呼び名がついていました。ロシアンブルーの起源にはさまざまな説があります。その中の一説として、ロシアの皇帝が飼っていたところをイギリス人がロシアンブルーと名付けたという説があります。なので、現在のロシアンブルーの起源はロシアではなくイギリスであるともいわれています。原産は、ロシア北部の北極圏に近い「アルハンゲル島」だという一説があります。

ロシアンブルーの貴族史

1860年代にロシアから商業船に乗ってイギリスへ渡ると、その美しさから瞬く間に世間の人気を得ることになりました。ロシア皇帝やイギリスのビクトリア女王の愛情を受けた猫ともされ、高貴で美しい容姿は人々の心を捉えました。また運動量が多く活発なので、アークエンジェルキャットという名前で1875年からイギリスのキャットショーに出陳する活躍ぶりをみせていました。第二次世界大戦中には食糧難により絶滅の危機にさらされましたが、イギリスやアメリカで品種保存(異種交配)の努力の結果、おかげさまで現在もロシアンブルーは健在です。品種保存(異種交配)はシャム猫などとの交配で繁殖したため、元祖ロシアンブルーに比べて現在のロシアンブルーのほうが細身の体型になっています。貴族の間でも大人気となったロシアンブルーは、まさに“貴族猫”のような優美さを醸し出しています。

まとめ

いかがでしたか?今回は「ロシアンブルー」について調べてみました。ロシアンブルーも優美ですが、ロシア人のブルーアイに鼻筋の通った顔立ちも素晴らしく優美ですね。ロシアンブルーがロシアではなくイギリスで名付けられた可能性があるというのも非常に興味深い話です。